対象/小学4年生〜小学6年生
社会は、地理・歴史・公民の3分野から幅広く出題されます。
そのため、各分野の基本事項を
しっかりと身に付けておくことが第1条件です。
また、表やグラフを読み取って答える問題、文章記述問題、
各分野を融合した総合問題、
時事や環境に関する問題など、
出題形式も工夫されています。
上記のような問題に対応するためには、
重要事項や人物名などを丸暗記するだけではなく
普段から統計資料・地図帳・史料集・年表などに親しみ、
各分野を関連づけて学習しておかなければなりません。
テレビや新聞でニュースを確認し、
それにかかわる事柄をノートにまとめていくのも効果的です。
歴史の学習では、
まずはおもな流れを
しっかり理解しておくことが大切。
最初から欲張って細かい事柄まで
覚えようとすると、
なかなか先に進めなくなってしまいます。
歴史の勉強にはちょっとしたコツがあるのです。
歴史の勉強のポイントは、最初に大きな流れをつかむこと。
時代の流れが把握できたら、主なできごとと年号…と
だんだん詳しく知識を増やしていきましょう。
「いつ、どこで、どうして、
だれが、どうした、その結果どうなったか」
ひとりだと見落としがちなことも、
先生といっしょならポイントをしっかり押さえて学習できます。
いろいろなできごとのつながりを大切に、
前後関係もしっかり理解しておきましょう。
社会の学習では、
年表・史料集・地図帳・統計表など
たくさんの資料が使われます。
こうした図や表から
さまざまなことを
読み取ることはとても重要です。
でも、どうしたらその力はつくのでしょう?
一番の近道はそうした資料に普段から親しんでおくことです。
わからないことや興味を持ったことがあったらすぐに調べ、
わかったこと・気づいたことをノートにまとめていきましょう。
調べたことをどんどん書き足せるよう、
ノートは余白をたっぷりとっておくのもポイントです。
そうした作業を続けていると、図や表を見て、
様々なことを考えるようになります。
それまでに身に付けた知識を活用しながら読み取ることが
できれば、総合問題や記述問題も怖くありません。