新学習指導要領対策 -中学生-

新学習指導要領のポイント

国語・社会・数学・理科・外国語の授業時数を３年間で約１割増加するため、
週当たりの授業時数が各学年で週１時間増加します。

これからは知識の詰め込みではなく知識を使って考え、表現できることが重視されています。
具体的には観察・実験やレポートの作成など、知識・技能を活用する学習活動が増えていきます。

新学習指導要領で新しく追加された内容の出題傾向が強くなっています。
さらに、「理科」と「数学」の出題内容の多様化、複雑化、難化が顕著に見られます。
また、各教科で記述問題もや、図表や資料を読み取りなど、自分の言葉でまとめる力が試される問題も多くなっています。

各教科の詳細

・新学習指導要領で、国語は全教科の基礎となっています。
・授業時間数が３５０時間から３８５時間と３５時間増加しました。
・常用漢字１９６字追加されています。
・古文、漢文などの内容が充実しています。

・授業数が最も多くなるのが英語で授業時間数が３１５時間から４２０時間と１０５時間増加し、それぞれの学年で３５時間増えました。
・学ぶ語彙（ごい）が「900語程度まで」から「1,200語程度」へ増えています。
・コミュニケーションを中心にした、リスニング力、読解力、記述力が重視されてます。

・授業時間数が３１５時間から３８５時間と７０時間増加しました。
・ヒストグラムや代表値、標本調査など、「自分の考えを言葉で説明する」思考力・表現力育成内容が充実しています。

例えば中学校３年生の場合

以前の学習指導要領では…	新学習指導要領では…
平方根の必要性と意味	平方根の必要性と意味
平方根を含む式の計算	平方根を含む式の計算
	平方根を用いること
単項式と多項式の乗法と除法の計算	単項式と多項式の乗法と除法の計算
	文字を用いた式で数量関係を捉えること
簡単な式の展開や因数分解	簡単な式の展開や因数分解
二次方程式とその解の意味	二次方程式とその解の意味
二次方程式を解くこと	二次方程式を解くこと
	二次方程式の解の公式
	有理数・無理数
図形の相似と三角形の相似条件	図形の相似と三角形の相似条件
図形の基本的な性質	図形の基本的な性質
平行線と線分の比	平行線と線分の比
	立体の相似、相似な図形の相似比と面積比、体積比
相似な図形の性質を活用する	相似な図形の性質を活用する
	円の性質（円周角・中心角）
三平方の定理	三平方の定理
	＊赤字が新たに加わった内容です。

・授業時間数が２９０時間から３８５時間と１０５時間増加しました。
・これまで「１分野上下・２分野上下」に分かれていた教科書が、学年ごとの教科書になりました。
・仮説を立てて観察や実験を行い､結果を分析・解釈する活動や、日常生活での出来事を科学的な言葉を使って説明する活動が
  多くなりました。

例えば中学校２年生の場合

以前の学習指導要領では…	新学習指導要領では…
生命を維持する働き	生命を維持する働き
刺激と反応	刺激と反応
脊椎動物の仲間	脊椎動物の仲間
	無脊椎動物の仲間
	生物変遷と進化
	生物と細胞
回路と電流・電圧	回路と電流・電圧
電流・電圧と抵抗	電流・電圧と抵抗
静電気と電流	静電気と電流（電子を含む）
	電気とそのエネルギー（電力量・熱量を含む）
電流が作る磁界	電流が作る磁界
字懐中の電流が受ける力	字懐中の電流が受ける力
電磁誘導と発電	電磁誘導と発電（交流を含む）
	＊赤字が新たに加わった内容です。

・授業時間が２９５時間から３５０時間と５５時間増加し、すべて中学３年生の授業時間が増加しました。
・歴史では世界史が復活。地理は世界地理、日本地理ともに全地域学習となりました。
・社会的な事柄について、資料を読み取り解釈し、考えたことを説明したり､自分の意見をまとめた上で､
  他の子どもと意見交換したりする活動が多くなりました。

今後の学習において不安点

新学習指導要領では学習する内容が増えたため、学校での授業スピードが相当速いと感じているはずです。
一度つまづいてしまうと、なかなか先に進むことが難しくなります。
また、教科書の内容が増えるため、学校現場で必ずしも充分に指導がされていない現状があります。
特に入試では、新しく追加された内容が出題される傾向が強いため、学び残しがあると高校入試に対応することができません。

ノーバスなら安心！

ノーバスは完全個別で生徒1人に先生1人で授業を行います。
何が苦手でどこで詰まっているのか、追加範囲の学び残しがないのか、1人ひとりに合わせたきめ細やかな指導ができます。
新学習指導により、学校の授業についていけないと感じている生徒さんも安心して学習することが出来ます。
質問できない生徒でも先生がやさしく問い掛けてくれるから安心して勉強に集中できます。

ノーバスの教え方はこちら