大阪あびこ校 からのお知らせ:
歴史:因果関係を考えよう

こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校の中島です。
社会の歴史分野の学習は、基本的に起こったことを覚えましょう的な感じになるかと思います。しかしながら、一問一答形式で覚えるのはなかなか難しいものです。すべてではないですが、物事には因果関係(原因と結果)でつながっているものもあります。そういう項目をセットで覚えるようにすると、学習も進みやすいのではないかと思うのです。
例えば、いわゆるテストに出題されるもので、「年代順に並べよ」問題があります。因果関係を知っているとスムーズに解ける問題もあります。以下の問題を考えてみましょう。
問:鎌倉時代に起こった次の事柄を、年代順に並べよ
A:六波羅探題がおかれる
B:元寇が起こる
C:永仁の徳政令が出される
D:承久の乱が起こる
答えはD→A→B→Cですが、考え方は以下の通りです。
1)承久の乱は後鳥羽上皇が起こした乱で、幕府がこれを鎮めた後、京都の見張りとして六波羅探題を建てた。
2)元寇へ出陣した対価としての領土が十分に与えられなかったため、御家人たちの生活が困窮し、解消するために幕府が永仁の徳政令を出した
3)承久の乱は鎌倉時代初期、元寇は鎌倉時代後期
「年代順に並べよ」問題は、事象が発生した年を覚えてないと解けない問題というわけではありません。物事の因果関係を知っていると、細かい年代を知らなくても正しく並べ替えられることが多いのです。
一問一答形式で覚えるのも大事ですが、ぜひ、物事の因果関係も考えてみてくださいね。学校の社会の授業では、それらをおもしろおかしくしゃべって印象に残させているはず…ですが、不十分であれば学習塾など外部の学習サービスを頼ってみてください。
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[2025-09-05]