荏原町校 からのお知らせ:
都立高校入試、詳細!
 
こんにちは。ノーバス荏原町校です。
中学3年生の皆さん。都立高校入試についての情報はしっかり持っていますか?
「なんとなくは知っているけど、実は詳しくは分かっていない…」という人も多いのではないでしょうか。
そこで本日は、入試の仕組みを詳しく説明します。
しっかり理解して、志望校合格に向けて準備を進めていきましょう!
都立高校入試は2種類
都立高校の入試には、推薦入試と一般入試があります。
推薦入試
個人面接・小論文や作文・集団討論(一部の学校)などで選抜されます。
定員が少ないため倍率は高く、普通科では約3倍となる学校が多いです。
調査書が全体の50%を占める学校が多く、内申点が重要です。
注意点として、推薦で合格したら必ずその学校に入学しなければなりません。
「推薦で安全校を確保して、一般で上位校にチャレンジ」はできません。
一般入試
例として、雪谷高校の配点を挙げてみます。
【合計1020点満点】
・学力検査(5教科):700点
・調査書:300点
・スピーキングテスト(11月実施):20点
※調査書の計算方法
都立高校は中3の成績だけが対象です!
音楽・美術・体育・技術家庭を2倍し(満点40点)、英・数・国・理・社(満点25点)を加えて65点満点にし、それを約4.6倍して300点満点にします。
上記のとおり、調査書に使われるのは中3の成績だけなので、これから迫る2学期末試験の結果が内申点に大きく影響します。
特に技能4教科は2倍されるので、実技や提出物も手を抜かずにしっかり取り組みましょう。
ここで頑張れば、入試本番で最大300点分の価値があります!
また、学力検査の2つのタイプに関して紹介します。
【自校作成問題(10校)】
日比谷・西・戸山・青山・国立・立川・八王子東・新宿・国分寺・墨田川が、英・数・国で独自問題を出します。
国語:漢字20点、小論文200~250字
数学:記述問題3問(証明含む)
英語:長文2題(合計2000単語以上!)、40単語以上の英作文
受験者平均点は英語・国語60点前後、数学50点前後。
試験時間が大変厳しいので、大問ごとのペース配分の練習が必須です。
また、理社は共通問題なので90点以上を目指しましょう。
【共通問題】
ほとんどの都立高校で使用します。
毎年、出題形式がほぼ同じなので対策しやすいです。
難関校(小山台・三田・駒場・竹早など)を受ける人は、5教科とも90点以上を目指しましょう。
各教科の問題構成は、おおむね決まっています。
国語は漢字20点+作文、数学は証明問題2問、英語は英作文、社会・理科は記述問題2問ずつ出題されます。
今からやるべきこと
2学期末試験に全力投球:内申点を上げる最後のチャンスです!
志望校を決める:学校見学で自分が本当に行きたい学校を見つけましょう
過去問研究:時間に余裕があるうちに、過去問を解き始めてみましょう
スピーキングテスト対策:11月の本番に向けて過去問で練習をしましょう
苦手分野の克服:早めに計画的に立てて学習を進めましょう
都立高校の合格は決して簡単ではありませんが、今からでも十分対策が間に合います。
まずは入試の仕組みをしっかり理解して、志望校に合格できるよう一緒に頑張りましょう!
[2025-10-31]

