荏原町校 からのお知らせ:
「古文」を得点源にしよう!
 
こんにちは。ノーバス荏原町校です。
突然ですが「古文が苦手...」と感じている生徒さん、多いのではないでしょうか。
確かに古文特有の言い回しに、最初は戸惑いますよね。
しかし!古文は正しく勉強すれば、非常に得点しやすい科目なのです。
また、古文の勉強は「ただ古い文章を読む」だけではありません。
文脈をしっかり読み取って、登場人物の心情や作者が伝えたいことを理解する練習になります。
これは現代文の読解力向上にも直結するため、一石二鳥です。
それでは、古文学習のコツを二点紹介します。
1. 単語の意味を覚える
実は、古文の問題を解く上で必要な単語数は英語に比べると圧倒的に少ないのです。
    英単語 → 最低でも3000語以上は必要
    古文単語 → 300〜500語程度でOK
もちろん古文単語には独特の難しさもありますが、計画的に進めれば必ず習得できるはずです。
2. 古文常識を知る
例えば、「スマホが、高校生の学習時間減少の大きな原因になっている」という文章を考えてみましょう。
皆さんはすぐ理解できますよね?
しかし、上の世代の方が読んだら理解しにくいかと思われます。
「SNSやゲームで時間を使ってしまう」という現代の常識がないと、本当の意味は分からないのです。
古文も同じです。昔の時代の習慣や価値観を知らないと、正確に読み解けません。
最後に、古文を学ぶ意義について触れます。
平安時代の恋愛を描いた『源氏物語』、武士の生き方を伝える『平家物語』、ユーモラスな『今昔物語集』...。
こうした時代を超えた名作を、古文学習をすれば読むことができます。
美しい日本語の表現・当時の文化や人々の考え方。
古文の学習は受験だけでなく、教養として一生使える知識になるのです。
皆さんの古文学習が実りあるものになることを願っています。
[2025-10-17]

