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古文読解、最初のポイント!

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こんにちは。ノーバス荏原町校です。
生徒の皆さん、古文の学習はどうしていますか?
単語や文法の暗記を一生懸命頑張っている方も多いかと思います。
しかし!古文も現代文と同じ「文章」だということを忘れないでください。
単語や文法の知識だけでは、複数の意味を持つ言葉を正しく解釈できません。
まずは「文章として読む力」を身につけることが大切です。
そこで、今回は『伊勢物語』を例に出して解説していきます。



読む前の準備が大切
ドラマを観る時に、番組予告や友達からの情報で「これはアクションだな」「恋愛モノかな」等、予測しますよね。
古文も同じです。入試問題なら、注や選択肢からヒントが得られます!
例えば、『伊勢物語』のテーマは「恋愛」です。

基本情報として
・歌物語の代表作 → 和歌は恋の歌が多い
・在原業平がモデル → イケメン貴族が主人公
・『源氏物語』につながる → 源氏も恋愛物語

これらの情報から、『伊勢物語』が恋愛物語だと分かります。
そして、恋愛がテーマだとわかれば、展開も予測できます!
告白までの紆余曲折、邪魔が入る、裏切られる…といったパターンです。
恋愛物語の基本は男女1組のカップル。
まずはこのメインペアを見つけましょう。
周りの人物は、ライバル、協力者、障害となる人物です。



実際に読むときのコツ
本文を読むときは、分かることを確実につかむことが基本です。
恋愛物語なら、まずカップルを見つけ、次に出来事を追います。
まだ付き合っていないなら告白のタイミングと結果、すでに付き合っているなら別れの危機や障害は何か。
そして最終的にどうなるのかを確認します。
知らない単語や文法があっても、とりあえず先に進んでみましょう。
現代語の部分や、確実に理解できる部分を軸にして読み進めるのです。
不思議なことに、話の大筋と登場人物のイメージがつかめてくると、最初は「分からない」と思っていた部分も、なんとなく意味が推測できるようになってきます。
この読解力は、単語力や文法力とは別のものであり、それらと同じく訓練で確実に伸ばせる力なのです。



いかがでしたか。
古文読解の第一歩は、「古文も文章である」という当たり前のことを意識すること。
ジャンルとテーマを把握し、「分かる」を確実につかみながら、楽しみながら読み進めましょう!

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[2025-11-18]

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