数学(算数):途中式を書く

こんにちは。個別指導塾ノーバス大阪あびこ校です。

小学生、中学生の皆さんが算数や数学を勉強するとき、計算する過程がたくさん出てくると思います。

計算をするとき、頭の中で暗算して答えだけ書いちゃう、って人はいませんか?
見た目で楽なように見えますが、多段の計算を頭の中だけでやることは意外としんどいものです。ぜひ、計算をするときは「途中式」を書いて行うようにしてください。

計算するうえで、途中式を書くといいことは2つあります。

1)単純な計算を1つ1つ積み重ねるだけで答えが出る
先にも書いた通り、複数の計算を頭の中ですべて記憶して行うのは、非常に大変です。1つずつ計算して確認していく方が間違いも少ないし何よりらくちんです。

2)もし間違えた際に何を間違ったか見直しができる
最終的な結果が必要な答えと違った場合、「何が間違いだったか」を確認することは非常に非常に大事です。すべて暗算でやった場合、計算過程が残りませんので、「何が間違いだったか」確認することができません。確認することができないということは、今後も同じ間違いを繰り返す(可能性がある)ことになります。一方、途中式をしっかりと書いて解いた場合、計算の課程を見直し、どこで間違いがあったかを振り返ることができます。間違いを確認して、次に間違えないように記憶すれば、どんどん間違うことが少なくなります。

算数や数学を勉強していて、なかなか計算間違いが減っていかない…というお悩みを抱えている方、もし途中式を書いていないのであれば、ぜひ書くようにしてください。計算間違い、劇的に減らすことができると思いますよ。

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[2023-08-24]