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数学・算数の計算ミスを減らすために

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こんにちは、講師の佐野です。


数学の問題を解いたけど、答えをみたら合わないという経験はないでしょうか。

みなさんよくあることだと思いますが、実はそれすごくもったいないです。テストでは答えを見て自分の解答を直すという事は出来ませんから、普段の勉強ですぐ答えを見てしまうことは、自分のミスに気付く能力を鍛える機会を失ってしまうのです。


そこで、中学生、高校生に向けて、検算というものについて少しお話したいと思います。


検算と聞いて何を思い浮かべますか?

なんとなく言葉は分かるけど、面倒だしあまりやったことはなかったり、やっても結局間違えるから意味ないというように感じている方が多いのかなと思います。


検算は、同じ計算をもう一度やることと思われがちですが、実は違います。検算とは、逆算を使って最初とは別の計算を行ってみて、答えを確かめることを言います。


例えば、2x-1=3という方程式を解くとします。

これの解き方は皆さん分かりますね。

左辺のー1を右辺に移項して2x=4、両辺を2で割り、x=2が答えです。

ここで終わりにしていませんか?

ここですぐ答えを見るのは勿体ないので、検算をしてほしいということです。

この場合検算とは、x=2を、元の方程式に代入してみることです。

代入とは、この場合、方程式のxを2に置き換えることです。

実際に左辺にx=2を代入してみると、2×2―1=3となり、右辺に一致することが分かります。


これが検算です。

もし逆算ではなく同じやり方でもう一度計算した場合、最初にミスをしていたら、人間なのでもう一度同じミスしてしまいがちです。

しかし今回のように逆算ならば、違うやり方を行っているので、同じミスをする可能性がとても低くなります。


今回は方程式を解くことの検算として代入を例にしましたが、他にもいろいろな場面で使えます。

例えば、足し算掛け算の検算として引き算割り算、因数分解の逆算として展開、連立方程式を解くことの逆算としてxとyの両方を代入する、関数のグラフを描いたらそのグラフの通る点をもとの関数に代入してみる、などなど。

高校生の数Bであれば、数列の一般項を求めたら、n=1,2を代入してみて初項第2項と一致してるか確かめるなど、高校数学で使える場面も多いです。


検算を習慣にできれば、自分がどんなミスをしやすいかわかるのでミスをしにくくなりますし、計算の本質を掴みやすくなるので、逆に計算スピードが上がったりします。

私は中学生高校生の時、検算を徹底的にやり、計算力が上がりましたし、テストで計算ミスをほとんどしなくなりました。

学校のテストだけでなく、模試などでも満点を何度も取れました。


ぜひみなさんも検算をやってみてください。



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[2025-06-02]

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