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佐幕派?倒幕派?

佐幕派?倒幕派?画像

こんにちは、講師の田窪です。


毎日蒸し暑いですね…体調を崩さないようにしましょう。

そろそろ夏休みに入りますが、皆さん何か予定を立てましたか?

受験生の人は「この夏休みが受験の天王山!」とよく言われているかもしれませんが、そもそもこの【天王山】では誰と誰が天下分け目の戦いをしたか知っていますか?


正解は羽柴秀吉と明智光秀です。

ここの戦いで勝敗が決したため、勝敗の分かれ目の比喩として使われるようになりました。

受験に勝利して、秀吉になれるように一緒に頑張りましょう!

 


閑話休題、それではいつも通り漫画の話を…(笑)。

 

今回紹介する漫画は武田鉄矢原作、小山ゆう作画の『お~い!竜馬』です。

この原作の武田鉄矢は、金八先生等で有名な俳優さんです。

坂本竜馬が好きすぎて、漫画の原作までやっているんですね。大河ドラマの「龍馬伝」にも出演していました。作画の小山ゆうは『あずみ』で有名な漫画家さんです。

 

幕末は何となく好きだけど、複雑すぎて何が何やらわからない…という人もいるのではないでしょうか?実は私もその一人でした。

坂本竜馬、新撰組、高杉晋作、桂小五郎、西郷隆盛と、有名な人はたくさん出てくるけど、誰と誰が味方なのか、誰が佐幕派(徳川幕府を守りたい)で誰が倒幕派(徳川幕府を倒したい)なのかちんぷんかんぷんでした。教科書の文章だけでは人間関係がさっぱりですよね。学生時代の私はむしろ幕末は苦手な時代でした(汗)。

 

でも、この漫画のおかげで人間関係がしっかりと把握することができました!

漫画なので多少のフィクションや脚色を交えていますが、幕末の流れがよくわかりました。

日本を一つにして、外国に対抗したいという強い気持ちが感じられます。

どの人物も、命懸けで行動しているので頑固で自分を曲げられないのですね。

岡田以蔵の最期には思わず涙しました…。武市半平太の三文字の切腹も有名ですよね。

竜馬好きの武田鉄矢が原作なので、竜馬の敵側である新撰組や土佐藩主山内容堂ファンの人にはもどかしい内容かもしれません(^_^;)

 

しかしいかんせんこの作品を初めて読んだのが二十歳を超えてからだったので、

「なぜ高校時代に読んでいなかったのか…!」ととても後悔しました。

なぜなら受験には必ずと言っていいほど幕末の問題が出るからです。

つまりそれほど複雑な時代なんですね。

黒船来航により幕府の権威が弱り、開国、そして文明開化へとめまぐるしく

日本が変動していく時代。この時代の人たちはそれぞれ手段は別でも、

「日本を良くしたい!守りたい!」という気持ちは一つでした。

この人たちが頑張ってくれたおかげで、日本は近代国家となり、今の私たちがいるのですね。


ちなみに個人的には中岡慎太郎が好きです!竜馬と一緒に暗殺されてしまった人です。

本人の写真が残っていますが、当時の人としては珍しく満面の笑顔で写っています。

興味が湧いたらぜひ画像を探してみてください!

私と同じくその笑顔にノックダウンされる人が出ることを期待しています(笑)。

[2012-07-19]