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試験会場で本当にあった怖い話 前編

みなさん、こんにちは。 講師の石井です。 千葉県の公立高校入試(前期)まであと3日となりました。受験生のみなさん、準備は万端でしょうか?きょうは【太】私自身が試験会場で体験した怖い話【字】を紹介し、それを通じて試験当日について2、3、注意を喚起しておきたいと思います。 [第1話 ぽたっ、ぽたっ…] あれは、私がまだ15歳のとき。第1志望の高校を受験しているときのことでした。理科のテストで、私はエレベータの速さやら移動距離やらを計算していました。 「速さと時間のグラフでは、ここの面積を求めれば移動距離が出るはずだから…と。うん?」 口のすこし上あたりをつつっとなにかが滑り落ちていく奇妙な感覚に私は襲われました。あれ、と思ったときには、深い赤色をした滴が解答用紙に無遠慮に模様をつくっていました。なぜか【太】突然鼻血が出てしまった【字】のです。 とっさに私はティッシュを取り出して血を拭おうとしましたが、やめました。どうしてでしょう?【太】不用意にじぶんのポケットをごそごそとやれば、カンニングを疑われてしまう【字】からです。 私は鼻血をだらだらと垂れ流したまま、落ち着き払ったふりをして静かに挙手しました。カンペなどが入っていないことを試験官が確認の上、私は鼻血を拭いさり、無事に試験を終えることができました。 ポイント:【太】非常事態、とにかく挙手して試験官【字】 [第2話 読めない!] あれは、私が19歳のとき。浪人すること1年、待ちに待った第1志望の国立大・前期試験でのことです。 「やるぞ」と気合十分だったのですが、いちばんの得意科目だった英語の試験に取り組んでいたとき、それは起こりました。 …【太】読めないのです【字】。 勉強が足りなかったのでしょうか?否、そんなことはないはずです。英語だけは大好きで中学校以来ずっとずっと勉強してきました。試験問題にわからない単語などほとんどありませんでしたし、多少長めの文の構造も手にとるようにわかりました。 それなのに、読めない! あたまが何だかぼうっとします。関係代名詞のかたまりを読み取ろうと思っても、どういうわけかいつまでもいつまでも関係代名詞のかたまりが終わりません。「何だ、この関係詞。やけに長いなあ…」 【太】知らぬ間に行きつ戻りつしながら私は同じ行を3度も読んでいました【字】。 額には妙な汗が滲み、目の焦点も定まりません。 くそっ、英語で取らなきゃ1年間が水の泡だ… 嗚呼、何だかくらくらする… ……。 ……。 ……。 試験終了後、【太】38.5度もの熱【字】が出ていたことがわかりました。試験直前に根を詰めてがんばりすぎたのがよくなかったのでしょう。 後日、めでたく前期試験の不合格通知を受け取ることになったのは言うまでもありません。 ポイント: 【太】よく休め、直前期こそよく休め【字】 公立高校入試までに、後編としてあと2話お送りいたします。

[2011-02-12]