松戸校 からのお知らせ:

「ロバを売りに行く親子」

ロバを飼っていた親子がロバを売りに行く。
道中、「せっかくロバがいるのに乗らないなんて勿体ない」と言われ
なるほどと思った親は、子どもをロバに乗せる。
また道中に、「元気な若者が楽をして、親を歩かせるなんてひどいものだ」と言われ今度は子どもが降り親をロバに乗せる。
またまた道中に「子どもに歩かせるなんてひどい親だ、2人で乗ればいいだろう」と言われ2人で乗る。
そしてまた、「2人で乗ったらロバがかわいそうだ」と言われ
親子はロバの足を棒を結んで担いだ。
するとロバは不自然な体勢を嫌がったロバは暴れて川に落ちてしまい死んでしまった。
というお話。

この話の言わんとすることは
「他者に振りまわされる」「節度と節制」

情報リテラシーとか言われるほどに情報で溢れかえっている現代は便利と言えば便利。今どき、スマホやPCを持っていない方が少ない。
でもね、星の数以上にあるダイエット本のようにどれが効くか効かないかなんて人それぞれで、たった1つの成功例を鵜呑みにしてしまうのは、この親子と同じですよね。
どうせなら!自分が痩せてそれを本にした方がかっこいいと思います。

ということで、勉強法も同じです。
腐るほどに参考書やら勉強法関連の書籍やらが本屋に積み重なっていますが
自分に合った勉強法じゃないと、自分がロバになってしまいます。
どんな参考書だって書いてあることは同じです。難しく書かれているか簡単に書かれているか、自分にとって分かりやすいか分かりにくいか。違いはそれだけ。

親子とロバを反面教師にしましょう。

[2019-09-04]