馬込校 からのお知らせ:
エビングハウスの忘却曲線から見る“理想の復習タイミング”
こんにちは!
ノーバス馬込校です。
勉強をしていて、「昨日あんなに覚えたのに、もう忘れてしまった…」という経験、誰にでもありますよね。
実はそれ、“やる気”や“頭の良さ”の問題ではなく、人間の脳の仕組みなんです。
その仕組みを科学的に説明してくれるのが、「エビングハウスの忘却曲線」という理論です。
この記事では、その内容をわかりやすく紹介しながら、記憶を定着させる理想の復習タイミングをお伝えします。
◆ 忘却曲線とは?
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行った実験によると、人は新しいことを覚えても、時間が経つにつれて急速に忘れていくことがわかっています。
例えば…
1時間後には、覚えた内容の約半分を忘れる
1日後には、約7割を忘れてしまう
1週間後には、ほとんど思い出せなくなる
つまり、「覚えた=終わり」ではなく、「忘れる前に思い出す工夫」が大切なのです。
◆ 記憶を定着させる“理想の復習スケジュール”
研究や教育現場の実践から、効果的な復習のタイミングは次のように整理されています。
復習回数 タイミング ポイント
1回目 翌日 一番大切!短時間でOK。
2回目 1週間後 「忘れかけ」を思い出す。
3回目 2週間後 記憶が安定してくる時期。
4回目 1か月後 長期記憶への橋渡し。
5回目 2〜3か月後 定着の最終チェック。
「復習の間隔をあける(間隔学習)」ことが、脳に「これは大事だ」と判断させるポイントです。
同じ内容を何度も詰め込みで覚えるよりも、「思い出す間隔を上手にコントロールする」方が、はるかに効率的なんです。
◆ 忘れにくくするための3つのコツ
① 翌日の“軽い復習”を習慣にする
最初の復習は、長時間でなくても構いません。
「ノートをパラッと見る」「問題を1問だけ解く」だけでも効果があります。
この“翌日復習”が、記憶を長く保つ最初の鍵です。
② 苦手な部分を優先して復習する
すでに覚えている内容よりも、「あれ、なんだっけ?」と感じたところを重点的に。
脳は“思い出す努力”をした情報ほど、強く記憶に残します。
③ 完璧を目指さない
予定通りに復習できない日もあるでしょう。
そんなときは「1日ずれたから意味がない」と思わず、「できるときに、できる分だけ」復習することが大切です。
続けることこそ、最大の力になります。
◆ まとめ:忘れるのは自然なこと。大事なのは“思い出す仕組み”
人の脳は、不要な情報をどんどん捨てていくようにできています。
だから、「忘れる」のは悪いことではなく、「効率よく思い出せるようにする」ことが重要です。
エビングハウスの忘却曲線を活用した復習を続けると、記憶は確実に強くなっていきます。
ノーバス馬込校でもこの考え方を取り入れ、授業後の復習タイミングを工夫しています。
生徒の皆さんには、「覚えた翌日に5分だけ見直す」ことから、ぜひ始めてみてください。
その小さな積み重ねが、テスト本番で大きな差になります。
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[2025-10-28]

