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これだけは覚えておきたい!明治時代の重要なできごと10選【中学歴史】

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皆さん、こんにちは。

個別指導塾ノーバス県庁前通り校の高木です。

今回は、幕末から明治時代にかけての中で「これはテストに必ず出る!」という重要なできごとを10個にしぼってご紹介します。

鎖国の終わりから近代国家の誕生まで、日本は短い期間に大きく変化しました。歴史の流れをつかみながら、しっかり覚えていきましょう!





① 日米修好通商条約(1858年)

江戸幕府がアメリカと結んだ、不平等条約のひとつです。

関税自主権がなく、外国人を日本の法律で裁けない(領事裁判権を認める)内容で、日本にとって不利な条約でした。これにより横浜、長崎、神戸、新潟、函館の5港が開港され、開国が本格化します。





②大政奉還(1867年)

徳川慶喜が政権を朝廷に返上したできごとです。

これにより、260年以上続いた江戸幕府が形式上終わりを迎え、新しい政治の始まりとなりました。

ただし、旧幕府勢力との対立は続き、戊辰戦争へと発展します。





③ 戊辰戦争(1868年〜1869年)

江戸幕府の勢力と新政府軍(薩長土肥連合)との内戦です。

戊辰戦争の勝利によって、江戸幕府は完全に滅び、明治新政府の支配が全国に広がりました。

代表的な戦いは、始まりの戦いとなる鳥羽・伏見の戦いや、最後の戦場となった五稜郭の戦いです。





④ 明治維新と五箇条の御誓文(1868年)

新政府が掲げた国づくりの方針が「五箇条の御誓文」です。

内容は、「広く会議を興し、万機公論に決すべし」で始まる、民主的な政治をめざすものでした。

この時期に、江戸から東京への遷都、年号の「明治」制定なども行われました。





⑤ 版籍奉還(1869年)

全国の大名(藩)が領地(版)と民(籍)を天皇に返上した政策です。

これにより、土地と人民の支配権が朝廷に集まり、中央集権国家への第一歩となりました。

大名はそのまま「知藩事」として旧領を治めましたが、幕藩体制は実質的に終わります。





⑥ 廃藩置県(1871年)

版籍奉還の流れを受け、全国の藩を廃止して府と県に再編する政策が行われました。

知藩事も免職され、中央政府から派遣された「県令」が各地を治めるようになります。





⑦ 学制の発布(1872年)

日本初の近代的な教育制度「学制」が制定され、6歳以上のすべての子どもが学校に通う義務があることが定められました。当初は就学率が低く、反対の声も多かったですが、のちの教育制度の土台となりました。





⑧ 徴兵令の制定(1873年)

明治政府は、士族だけでなく、すべての男子国民に兵役義務を課す「徴兵令」を出しました。

これにより、近代的な国民軍(常備軍)が整備されます。

当初は農民や庶民の反発も強く、「血税一揆」などの反対運動も発生しました。





⑨ 地租改正(1873年〜)

明治政府の財源確保のために、地価に応じて税を現金で納める「地租改正」が実施されました。

これにより、年貢制度(米での納税)は廃止され、近代的な税制が導入されます。

農民には大きな負担となり、一揆の原因にもなりました。





⑩ 西南戦争(1877年)

元・薩摩藩士の西郷隆盛を中心とした士族の反乱で、明治政府と武士階級の決別を象徴する内戦です。この戦争で士族の力は完全に失われ、武士の時代が終わります。

政府は徴兵制でつくられた近代軍で西南戦争を鎮圧しました。





⑪(おまけ)大日本帝国憲法と帝国議会(1889年〜1890年)

明治政府は1889年に「大日本帝国憲法」を発布し、翌1890年には「帝国議会」が開かれました。

これは、天皇主権の立憲国家を目指したもので、近代国家としての枠組みが整いました。

議会では、貴族院と衆議院が置かれました(現在の国会の原型です)。





まとめ:明治維新は「スピード改革」

幕末から明治にかけて、日本はわずか数十年の間に政治・社会・軍事・教育・税制などあらゆる面で改革を進めてきました。

中学・高校の歴史でも超頻出の範囲ですので、流れ・人物・内容をセットで覚えるようにしましょう。





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[2025-05-14]

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